冠省.  詐欺師であり、ゾンビ政体の御用弁護士である中村寿夫弁護士が、前回までのところで山口組本家筋の御用弁護士であるらしいことが判明しました。この山口組本家筋というのは、現在の六代目山口組のことではありません。六代目山口組から分かれていった神戸山口組と五代目山健組のことです。
 中村寿夫弁護士はかつて、ヤクザ筋の意向を受けて松江市の代理人弁護士の仕事をしたことがあります。松江市が誘致したティファニー美術館を、風評を流して松江市から追い払った事件です。このヤクザ筋が山口組かどうかは分かりません。
 貴兄もご存知のように、二代前の松江市長・宮岡寿雄山口組の舎弟でした。神戸市の助役時代に、地方公共団体である神戸市を株式会社のデベロッパーと同じように見立てて、六甲の山を切り崩して神戸の海を埋立て、六甲アイランドを創った人物です。このような人物が、島根原発の利権(原発交付金、裏交付金、その他の利権)を源資にして特別な地方債を発行して、源資の10倍位に松江市の収入金を膨らませ、その資金で大型レジャー施設などをバンバン創っていきました。将来の不確定な利益を担保にして、松江市の借金(地方債)を膨らませていったのです。
 要するに、悪徳不動産屋が、松江市の市長におさまり、好き勝手な不動産投機をやってのけたということです。
 山口組の舎弟であった宮岡寿雄を三顧の礼をもって松江市長に迎え入れたのが、郷里(隠岐)を同じくする松原三朗弁護士でした。
 松原三朗弁護士は、私が松江市で会計士業務を開業する昭和51年より少し前に、松江市で弁護士事務所を開いています。当時、松江市で唯一のヤクザ御用達の弁護士として知られていた人物です。
 詐欺師であり、ゾンビ政体の御用弁護士である中村寿夫弁護士が松江で開業したのは、昭和  57年4月、㈱山根総合事務所の創立メンバー(株主)の一人となって、山根会計事務所に潜り込んできたのは昭和57年6月。この時すでに、ヤクザ御用達という点で松原三朗弁護士田中森一弁護士(山口組宅見組顧問)、黒田修一弁護士(中村寿夫弁護士と司法修習で同期、厚生省の村木厚子さんを冤罪に陥れたグループの一人)、後藤貞人弁護士(五代目工藤會野村悟総裁の主任弁護人)、などとつるんでいたものと思われます。これらの弁護士グループは、あるいは、ヤクザ御用達というより、貴兄がおっしゃっている「ナニワ金融道」の御用達弁護士グループと言った方がいいかもしれません。
 これらの弁護士に共通しているのは、犯罪の構成要件をゴマかした上に、裁判の争点をズラして、犯罪ではないのに犯罪をデッチ上げること、つまり冤罪(無実の罪)の捏造に深く加担していることです。脱税事件の捏造が、事例としては圧倒的多数を占めるものの、詐欺罪や共謀罪の捏造、あるいは、ロッキード事件や金丸事件など、戦後の検察特捜部案件のほとんど全てが冤罪の捏造だったということです。
 詐欺師であり、ゾンビ政体の御用弁護士である中村寿夫弁護士は、脱税事件の捏造が専門だったようです。25年前に私が巨額脱税事件をデッチ上げられて逮捕起訴された事件(「冤罪を創る人々」)を手始めに、これまで山根治ブログで取り上げたいくつかの脱税事件のデッチ上げに加担しています。詳しくは別稿に譲りたいと存じます。

 令和3年9月27日、詐欺師であり、ゾンビ政体の御用弁護士である中村寿夫弁護士が、私を民事裁判に引きずり込んで、自らが脱税事件のデッチ上げに加担していることを糊塗隠蔽し、かつ、私の口封じ(Character Assassinationをしようとした、本当の理由が判明しましたので、松江地裁民事部に以下のような「意見書」を提出しました。末尾に公表(パブリック・アナウスメント)致します。
 これまでの裁判は傍聴人を排除した密室で行われていました。このために、中村寿夫弁護士は、民事裁判では罰則がないから何を喋ってもかまわないとばかりに、嘘に嘘を重ねてデタラメの言いたい放題でした。
 令和3年10月18日に初めて公開の法廷が開かれます。令和3年9月27日付の「意見書」で述べたことを中心に、公開の法廷で、詐欺師・中村寿夫本人の口から、あるいは、冤罪のシナリオを作成した松江地検の上原修一検察事務官、冤罪シナリオの実行役である山持昌之査察官、冤罪のシナリオを私に手渡した㈲山﨑組 山﨑勝宏オーナーの息子・山﨑宏隆、産廃利権に絡む汚職事件に関与した自民党の山根成二県議、同じく国民民主党の岩田浩岳県議などの口から、それぞれ事実に即した答弁が得られることになります。㈲山﨑組の山﨑勝宏オーナーは、民主党(当時)島根県本部の代表であった和田章一郎県議の後援会々長でした。これから、公開法廷におけるファクト・チェックが始まります。

令和3年(ヲ)第6号

意  見  書(訂正後)
令和3年9月27日

松江地方裁判所
民事部 御中


                  公認会計士・税理士  山根 治


1.本件(令和2年(ワ)第177号 損害賠償請求事件)は、私の公表記事(パブリック・アナウンスメント)の削除を目的に提起されたものです。私の公表記事に事実に反する記載があるのならば、原告中村寿夫弁護士(以下、中村寿夫という)は、自らも堂々と公表記事をもって対応すべき筋合いのものです。

2.私の公表記事『前代未聞の猿芝居』は、山根治ブログに連載した当初から、山陰総業有限会社(以下、山陰総業という)の脱税にかかる刑事裁判が訴因(犯則事実。課税脱漏所得金額と課税脱漏税額)を欠いた違法な刑事裁判(以下、刑事裁判という)であることを指摘し、この刑事法廷(以下、刑事法廷という)に提出されている証拠(添付資料1)をとりあげて、具体的に解説したものです。

3.ところが、刑事法廷の第5回公判以後において、中村寿夫は、私の実名(公認会計士・山根治)を持ち出して、私を詐欺師呼ばわりして、誹謗中傷した上で、私が山陰総業を騙して契約し、私の誤ったアドバイスによって、逮捕されなくてもよい山陰総業の来海晶子が逮捕されてしまったなどと、支離滅裂なことを公言(パブリック・アナウンスメント)しています。

4.中村寿夫は、本件訴訟において、私が山陰総業を騙して契約したことについて具体的に述べています。私が、「山根定理」なる怪しげな屁理屈を振りかざして、意味の分からない山陰総業を騙して契約に持ち込んだというのです。
 しかし、「山根定理」は間違ったものではありません。昭和37年以降の査察の告発にもとづく脱税事件(所得税、法人税、相続税)は、全て訴因(犯則事実、即ち、課税脱漏所得金額と課税脱漏税額)を欠く冤罪事件であることを証明するものです。私が「冤罪を証明する定理」と唄っている通りです。

5.脱税事件について「山根定理」に反する公訴がなされ、公判が進められた事件がありました。私が被告人、中村寿夫が主任弁護人となって行われた裁判です。
益田市畜産組合事件という法人税法違反事件です。
 この事件の冒頭弁論は、主任弁護人である中村寿夫弁護士と、松原三朗弁護士、大野敏之弁護士三名の連名で作成されています。ここに現物を提出します。
 最初の序論(別添資料2)をご覧ください。
中村寿夫は、法人税法違反による逋脱罪の犯罪構成要件を公判の冒頭から間違えています。
 この益田市畜産組合事件の第一審判決もデタラメなものです。ここに現物を提出しますのでご確認ください。判決書最終部分の別表の次の別紙1A、1B(別添資料3)をご覧ください。裁判所の職権で訴因(犯則事実。課税脱漏所得金額と課税脱漏税額)が計算し直されています。第一審において訴因変更の手続きがなされておらず、その上、訴因を計算し確定する職務権限が裁判所には与えられていないにも関わらず、判決書の最後尾の付表の中で訴因を計算し確定する違法行為を行っています。裁判所は何でもできるのだとばかりに錯覚した裁判官の愚行です。デタラメな判決書であるとする所以です。

6.中村寿夫が、私の制止を振り切って「前代未聞の猿芝居」を敢行し、その猿芝居を犯罪行為であると非難した私のブログ記事に対して、名誉毀損の民事裁判を起すだけでなく、名誉棄損罪で虚偽の刑事告訴をも行った背景が浮き彫りになってきました。
 なんとしても私の口を封じ、私を社会的に抹殺(Character Assassination)しなければならない理由が浮んできたのです。
 産廃利権に絡む8億円ほどのウラ金が、自民党筋に流れただけでなく、民主党(当時)にも流れた汚職事件があったのですが、この汚職事件の隠蔽工作を行っていたのが、他ならぬ中村寿夫だったのです。
 私は8億円のウラ金の金の流れを大筋で把握していました。広島国税局の山持昌之査察官と松江地検の検察事務官が、税務調査によって発覚した自民党筋の汚職事件を糊塗隠蔽するために、2つの架空の脱税事件(山陰総業の脱税事件と山崎組・宏田屋の脱税事件)をデッチ上げていたことも判っています。
 何のことはない。脱税の告発をするマルサと、告発を受理し起訴をする検察事務官が始めから手を握っていたのです。冤罪事件発生のメカニズムが、こんな間の抜けたものであったとは、私の全身の力が抜けてしまいました。
 
7.私の手許には、松江地検の検察事務官が作成したと考えられる“脱税事件デッチ上げ計画書”とでもいうべきA4判2枚にまとめられた書類(添付資料4)があります。この“脱税事件デッチ上げ計画書”は、同時に“ウラ金隠蔽工作書”即ち、“汚職事件隠蔽工作書”ともなっているものです。この“隠蔽計画書”を仔細に分析してみると、中村寿夫が、松江地裁刑事法廷で演じた「前代未聞の猿芝居」のシナリオ・ライターとして、松江地検の検察事務官が浮かびあがってきたのです。即ち、犯罪の“絵図師(えずし)”ということです。この“計画書”に基づいて、山持昌之査察官は2つの脱税事件をデッチ上げたことが判明しています。
 中村寿夫が、この8億円のウラ金に絡む汚職事件のモミ消し役であったことを示唆する動かぬ証拠です。

8.この8億円のウラ金が絡む汚職事件とは何か。中村寿夫が、モミ消そうとした産廃利権に絡む汚職事件とは何か。その概要を公表(パブリック・アナウンスメント)します。
 ヤクザの舎弟・山信田幸治(山口組本家筋の舎弟)が、産廃利権に関して私に近づいてきたのは平成19年4月のことでした。今から14年前のことです。

 “松江にある産廃施設が、島根県から差し止めを食らって事業の継続が出来ない状況になっている。差し止めになっているいくつかの条件をクリアすれば事業の再開が可能である。現在の日本では、アスベストの廃棄場所が少ない。この場所は、山陽・阪神方面からのアクセスは抜群だ。施設の改修工事費を負担しても、高単価のアスベスト廃棄物を持ってくれば、最低でも100億円位のサヤが抜ける。施設運営会社の株式は、山口組本家が持っている。自分はその代理人として動いている。ついては、地元で信用力のある山根センセイにこの会社の社長になってもらえないか。仕事は何もしなくてもいい。ただ、名義を貸してくれればいい。もちろん、多額の報酬は用意する。”

 山信田幸治は、数字に明るい経済ヤクザらしく、改修工事の積算計算書、アスベスト廃棄物の埋立可能量(㎥。リューベ)計算書、アスベスト廃棄単価、運送単価、現場処理費用等をビッシリ書き込んだ10年間にわたる事業収支計算書を私の眼の前に広げながら熱弁を振るうこと一時間余り。
 もちろん私は山信田幸治の申し出を即座に断っています。その後の経緯は、私を外したところで進められていきました。

9.山信田幸治が、当時の民主党島根県本部長であった和田章一郎県議にコンタクトしたのは、平成24年4月のことでした。私に接触した5年後のことです。
 松江の伊勢宮での接待供応を始め、東京での接待供応では、タレント歌手・由紀さおり姉妹を接待役にして、東京には和田章一郎県議の妻も同伴させています。平成24年5月9日のことです。8億円のウラ金隠蔽工作が、島根県における最大野党のトップを同じような汚職行為に巻き込むことで、外部に漏れないようにしたのでしょう。

10.以上、中村寿夫が、嘘に嘘を塗り重ねて、何がなんでも私の口封じをし、私を社会的に抹殺(Character Assassination)をしようとして、躍起になっている、本当の理由を明らかにしました。

尚、全国的に話題となった脱税事件で今年の2月に最高裁で棄却され、有罪が確定した冤罪事件がありました。
我が国で唯一の危険指定暴力団とされた五代目工藤會の野村悟総裁にかかる所得税法違反(脱税)事件です。この脱税事件は、本件山陰総業の脱税事件と同様に、訴因(犯則事実。課税脱漏所得金額と課税脱漏税額)を欠いた公訴によるもので、有罪か無罪かを争う裁判ではなく、訴因(犯則事実。課税脱漏所得金額と課税脱漏税額)が存在しない公訴として公訴棄却の決定を求めるべきものです。
五代目工藤會の野村悟総裁の主任弁護人である後藤貞人弁護士が裁判の争点をスリ替えて、中村寿夫と同様の「猿芝居」を行ったものです。福岡地裁で繰り広げた「前代未聞の猿芝居」です。当然のことながら、野村悟総裁は冤罪の被害者です。
またこの8月には、野村悟総裁に対して、第一審の判決で死刑の判決が言い渡されています。死刑判決が下されたこの事件についても、後藤貞人弁護士が主任弁護人であり、犯罪ではないにも関わらず犯罪であるかのような犯罪事実のデッチ上げがなされたものと思料します。福岡地方検察庁の検察事務官によって、犯罪デッチ上げ計画書とでもいうべきシナリオが作成されているものと推認されるからです。
 中村寿夫と、後藤貞人弁護士は、検察側が作成した冤罪捏造のシナリオに沿って、冤罪事件をあたかも本当の犯罪事件であるかの如く演出する、旧知の弁護士仲間です。


                   以上



添付資料
1.捜査報告書(検甲7号証)松江地方検察庁検察事務官上原修一作成
2.益田市畜産組合事件冒頭弁論要旨(該当箇所コピ-)
3.益田市畜産組合事件判決書(原本)(該当箇所コピ-)
4.山﨑組、宏田屋、脱税事件のデッチ上げ計算書(コピ-)