冠省.  貴兄からのメール(2022年12月19日 14:44)、拝読いたしました。貴兄の新著、『安倍晋三の射殺と三代の腐れ縁』(Kindle版)はまさに時機を得た出版といえるものです。

 貴兄はメールで、新著の要旨として、

 「日本のゾンビ政治の成れの果てが、腐敗による経済大国の亡国で、愚劣で貪欲な安倍が残したレガシーだし、ウクライナの原野での殺戮と破壊は、ゼレンスキーとプーチンによる独裁者仲間の殺し合いです。それが「オリガルヒ」(山根. 注1)と「シロビキ」(山根.注2)が繰り広げている相克ですが、安倍を使った統一教会の日本乗っ取り劇は、田舎の邪教の「タン壺」のばら撒き作戦でした。」

 と仰っています。歴史的・地政学的な分析による現状認識は、私の認知会計的所見と軌を一にするものです。更には認知言語学を切り開いたノーム・チョムスキーの見解とも一致しています。
 人類の文化文明を巨視的な視点から把握するのに、貴兄はアース・ドクターとして、私はビジネス・ドクターとして、ノーム・チョムスキーは言語学の異才として、アプローチの仕方は異なるものの現状認識の点で一致したのです。
 岸信介 - 佐藤栄作 - 池田勇人 - 福田赳夫 - 安倍晋三 と続く腐れ縁は、満鉄利権に端を発する日本版オリガルヒの系統であり、田部長右衛門朋之 - 竹下登 - 青木幹雄 - 細田博之 の腐れ縁は、大東亜共栄圏を妄想した日本版シロビキの系統です。
 中村寿夫弁護士は、利権では日本版オリガルヒに繋がり、妄想では日本版シロビキに繋がっています。オリガルヒとシロビキの輩下として蠢いている弁護士、それが詐欺常習犯中村寿夫弁護士と考えれば、これまで40年以上にわたって私の周りで蠢いていた得体の知れない“怪物”・ゾンビ政体の正体がはっきりするようです。


(山根.注1) オリガルヒ:オリガルヒとは、ロシアやウクライナ等旧ソ連諸国の資本主
  義化(主に国有企業の民営化)の過程で形成された政治的影響力を有する新興財閥。少 
  人数での支配、寡頭制を意味するギリシャ語にちなむ。
  オリガルヒは欧米・アジアの自由主義国のメディアで、NIS諸国の経済状況についてし
  ばしば使われる言葉である。-ウィキペディア

(山根.注2) シロビキ:シロヴィキ(複数形)または、シロヴィク(単数形)は、ロシ 
  アの政治ジャーナリズム用語で、治安・国防関係省庁の職員とその出身者をさす。
  呼称:「シロヴィキ」の語源は、ロシア語で力、武力を意味する「シーラ」。日本のメ
  ディアでは、複数形「シロヴィキ」を「シロビキ」と表記する場合がある。-ウィキペ 
  ディア