山根さま

コメントメール(8)の続きです。

山根治さま

父親の外相のカバン持ちで、政治的業績もないのに、地盤と看板を引き継ぎ、祖父と親父十四光により、代議士になった安倍晋三は、小泉にとっては「人寄せパンダ」でした。安倍の虚言は有名だが、同じサイコパスの誼みで、小泉は安倍晋三を抜擢すると、自民党幹事長に続き、官房長官に抜擢して、後継総理への道を用意し、晋三は首相に成り上がりました。

安倍は学生時代から、議論する能力がなく、思い込みを言い張るだけで、説得力が皆無だったのに、サイコパス特有の詐術を使い、相手をねじ伏せる力はあった。嘘つきでずる賢くて、ごまかしが巧妙なのは、詐欺師が誇る特技だが、聞いている側は混乱しても、サイコパスの人間にとって、嘘の上塗りは当然の行為です。

それでは、ヘア博士の病理診断法が、どこまで安倍晋三の性格に、肉薄していたかの理解を目指し、サイコパスについて、彼の『診断名サイコパス』から引用します。「サイコパスはナルシスティックで、自分の価値や重要性に関して、酷く慢心したものの見方をする。全く驚くべき自己中心性と、権利感覚の持ち主だ。彼らは自分が宇宙の中心にいると思っていて、己のルールに従って生きることが、許されている優秀な人間だと思っている。」で始まります。

そして次に、「サイコパスは尊大で、恥知らずの驕慢な者であることが多い。自己満足に浸り、頑固で横柄でうぬぼれる。彼らは他人に対して力を持ちたがり、他人を支配したがる。他人が自分と違う正当な意見を持っていることなど、信じられないかのように、彼らはカリスマを持っているように見え、他人に【衝撃】を与えている」と続きます。

更に、「サイコパスは、自分の行動が他人に、大変な迷惑をかけているという、認識を驚くほど欠いている。自分には罪悪感などなく、苦痛や破壊を引き起こしたことを、すまないという気持ちを持てず、そういう気持ちを持つ理由も、何一つないと冷静に言う。・・・」。

しかも、「サイコパスの特徴の多く、特に彼らの自己中心性、良心の呵責の欠如、浅い感情、胡麻化すことのうまさは、根深い共感能力の欠如と、密接な関係がある。彼らには皮相的な次元を超えて、『人の身になって考える』ことが、できないように思える。他人の感情など全く関心の外なのだ。・・・」と続く。何と安倍晋三にズバリ的中する指摘であり、彼のための診断書に見えます。

『Without Conscience』は、米国で1993年に出版され、二年後に『診断名はサイコパス』の題で、日本で翻訳されましたが、読む人は少なかったら、用語も広まらないで終わりました。そして、20年以上も遅れた時に、中野信子の『サイコパス』がベストセラーになり、日本で言葉が普及したいで、概念も一般化したように、日本は世界に隔絶しています。

ところが、その間に日本の政界では、サイコパスが首相になり、出鱈目政治をやっていたのに、それを正しく診断して、狂気の暴走を防ぐこが、封じられていたわけです。私は米国に住んでいたし、当たり前の概念だから、気軽に利用させて貰い、診断に使っただけだのに、偉い人に失礼だとされて、言葉狩りの対象になり、記述は総て葬られたのです。

これらの異常」性格は、小泉純一郎に観察され、それを『小泉純一郎と日本の病理』に書きましたが、名誉棄損の訴訟を恐れて、編集部が削除されたから、英訳本では復元しておきました。森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三の三人は、サイコパスの三羽烏であり、森は早稲田の学生時代に、売春防止法違反を犯し、現行犯で逮捕されていたし、首相の時は内閣支持率8%で、自滅した過去の持ち主です。

こんな森が五輪を利権にし、JOCの会長に座って、出鱈目の限りをしたので、オリンピックは食い荒らされ、右往左往したのであり、前代未聞の伏魔殿になりました。原発事故を隠すために。安倍は東京五輪を使い、菅は自分の選挙のため、東京大会開催にしがみ付き、コロナ対策に取り組まず、日本人の生命に対して、何の考慮もしていません。

安倍を引き継いだ菅が、如何に無能な首相かは、白井聡が『主権者のいない国』に、「菅は当然の仕事から逃避し、『先手先手』、『全力で対応』、『安心と希望を届ける』、等の陳腐で抽象的なフレーズを、繰り返すのみで、国民の絶望感を醸成している」と書いています。また、朝日のOBの佐藤章記者は、「気が狂っているのではないか」。と切り捨てているほどで、政治は断末魔の状態です。

横浜や横須賀を中心に、神奈川県は稲川会の根城で、港町の横浜に君臨した、荷役稼業の藤木組のドンは、稲川会の舎弟だったし、政治を仕切る小此木に仕え、菅義偉は政治修業をした。政治感覚は森喜朗並みだが、通信や鉄道に食い込んで、菅が築いた利権の山があり、疑獄事件が続く発したほど、「蝮の菅」の周辺には、瘴気ガスが漂っています。

だから『日本に巣食う疫病神たちの正体』に、『ツァラトゥストラ』を引用し、菅を蝮扱いして書きましたが、少し長いが引用すれば、「武漢ウイルスによる時代のネクサス」の節に、次のような記述があります。

 「・・・脇の甘い安倍を支えて、長期政権の維持したのは、官房長官として雌伏し、権力の振るい方を学び、安倍の自滅を待ち続け、最後に寝首を掻いた、蝮の本性を持つ菅義偉だ。戦前回帰と改憲に、狂信的な姿勢を取り、指導性ではゼロだのに、なぜ安倍政権が崩れず、自民党に君臨したのは、菅が官房長官だからで、菅の生態分析したら、総てが分かると気づいた。

 菅義偉には謎が多く、自分の経歴を粉飾し、地味な苦労人として、奇妙な伝説で欺瞞していたが、父親は満鉄調査部の職員で、一種の特務要員の引揚者だ。帰国して秋田で帰農し、地元で政治に関与したが、そうした家系について、調べたある特派員から、菅が横浜を足場にして、政治家になった背景に、稲川会人脈があると聞いている。

 そんな時に出会った、ジョージ・ナイモンが論じた、『他人を支配したがる人たち』に、菅にピッタリの指摘があり、フーシェとも共通で、これだと思う性格を発見した。そして、安倍が弱みを握られ、辞められない状態で、長期政権を維持したから、次を狙うのは菅だし、彼が次期首相だと考え、その瞬間を待ち構えてい時に、予想通りの事態が起きた。・・・」。

 「・・・人を追い詰め、その心を操り支配するシヤ、----『マニピュレータ-』は、聖書に書かれた【ヒツジの皮をまとうオオカミ】に、実によく似ている。人当りもよく、うわべはとても穏やかだが、その笑顔は悪知恵に溢れ、相手に対しては容赦がない。ずる賢いうえに手口は巧妙、人の弱点につけ込んでは、抜け目なく立ち回り、支配的な立場をわがものにしている。・・・」 

 この記事を読んだ瞬間に、私は菅のかな壺眼が、蝮の目玉と同じだし、「気配」を感じ、「手口」を知り、「撃退」する、潜在的な攻撃性を示す、記者会見の情景に重なった。ホワイトハウスでは、報道担当官の役割に、政治路線や判断を表明して、皆の注目を集めるが、官房長官が似た役を演じ、日本では意思疎通を阻害して、遮断する役目を果たした。

「・・・、話題をすり替えて、答えを回避したり、核心に触れるのを避け、相手を無視する態度で、言いがかりをつけ、バカにする態度を示し、問題をはぐらかすのに終始する。しかも、こんなやり方の菅を真似て、安倍も同じ態度を示し、国民を愚弄し続けたが、女房役の官房長官振付けられ、政治を形骸化した挙句、行き詰って自滅したのだ。・・・」

これが2020年10月末に、私が感じた所見なので『日本に巣食う疫病神たちの正体』には、上記の記事を引用して、菅の知られていない正体を、国内の読者に暴露したのです。これが独断でないのは、古賀茂明が『官邸暴走』で、「安倍氏は【能力の低いペテン師兼パーフォーマー】であり、菅氏は【頑固で攻撃的、"改革する自分"に酔う裏方番頭】・・・」と書いていて、それを補っているはずです。

また、元NYタイムス東京支局長で、『吠えない犬』を書いたファクラー記者は、「・・・安倍政権において、『アメとムチ』の手法で、メディアをコントロールしてきた中心人物が。菅義偉新首相だ。・・・菅義偉氏による官房長官時代のメディア叩きは。安倍首相のやリ方よりも、ずっと露骨だった。記者会見で一生懸命手を挙げているのに、東京新聞の望月衣そ朔子記者は、なかなか指名されない。・・・こんな嫌がらせが幾度となく繰り返された。・・」と指摘します。

こうした日本の現状は、政治家の質が劣悪になって、救い難い状況として、『十八史略』が記録している、「鄭五も宰相になる、時事知るべし」で、無政府状態よりも酷い、暴政の君臨でも売ります。こんな手合いの政治家が、人事権を掌握することで、官僚を手なづけた以上は、亡国の運命は不可避で、残念至極だとは言え『日本沈没と日本崩壊』は必然です。